初島紀行、イルドバカンスプレミア号に試乗

東京から一番近い”離島”、初島
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熱海市街から10Kmほど、相模湾に浮かぶ手軽なリゾートアイランド。熱海港から観光高速船で30分。昨年就航した新型船イルドバカンスプレミア号を今夏、花火大会にチャーターすることから、試験乗船を兼ね初島へ。

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初島港に停泊中のイルドバカンスプレミア号。

初島は飲料水のない島で、現在は熱海市から海中を上水道管を通し送っているが、40年ほど前までは天水のみが頼りで(井戸は海水で使えない)古くは住戸は41戸、長男以外は島から出るという掟があったらしい。近年のレジャーブームに乗ってリゾート開発が行われ、そしてバブル崩壊、再生の波を乗り越え、いいか悪いか、今では一番近い離島として脚光を浴びている。027
熱海の市街地を後に出港。

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カモメに追われて航行。

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上部甲板では、子供が面舵いっぱーい。036
こっちが本物の操舵室。

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客室もそこそこにクルーズ気分。

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船倉への階段。

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船倉のゆったりスペース。

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トイレも広々と完備。もう一つ多目的トイレもあった。034
途中、旧船舶とすれちがう。

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初島が見えーてきたー♪♪。

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上陸。初島は徳川家康による江戸城石垣工事の材料石の供給地としても知られ、史跡あとの看板には、「石高10万石あたり、100人で持てる石を1020玉献上」とある。
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採石場跡。

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海岸にもそれらしき岩がゴロゴロ。小一時間散策のあと、折り返しの船で帰投。035
今回はこのカードをもらって試乗。普通は往復2,400円也。往復一時間、甲板にいたのでビールも飲まずにいたのに赤面状態で帰路についたのでした。