霊峰富士山からの湧水で知る人ぞ知る柿田川湧水群。数年前からの念願叶って、ついに訪れることができた。
静岡県三島市の国道1号沿いに普通にある「柿田川公園」として整備されており、知らない人が前を通ればちょっと木陰の濃い親水公園とでも見えるような意外な立地である。
入口はごく普通の公園
第二展望台から望める神秘的な湧水 飲用として利用中である。富士山に降った雨や雪が地中を潜り抜け、濾過され、様々の成分を取り込み80年位かかって染み出るらしい。真夏のド暑い日でもあったので尚更、涼やかな冷水の景色に癒された。
神秘の景色を後にして、ここから車で10分の佐野美術館に足を伸ばす。猫の写真で有名な岩合光昭氏の「ねこ歩き」なる写真展を覗く。
個人美術館でこんな企画。
これは作品の盗み撮り。禁止の表示が無かったので、つい。(出口で気づいたが)それはそれは可愛いネコちゃんたちの写真がずらーっとあったけど、これで入場料1,000円也はチト高いかな。(招待券があったから見ただけ)
脈絡もないけど第二東名に乗ってみたくて、沼津西 I.Cから浜名湖方面へ高速ドライブ。なるほどうわさ通り直線が続き、車線も広く走りやすい。が、山の中を無理に通したためか、トンネルと単調な風景ばかりで、帰りは海沿いの古の東名高速と決めていた。
浜名湖は曇り。湖というより入り組んだ海の入り江のよう。
舘山寺のロープウェイ。湖上をわたる日本唯一のロープウェイらしい。片道4分。往復840円。
舘山寺老舗旅館”九重”が持つ桟橋と浮身堂。内浦湾に突き出ている。
暗くなってきたので、ここから一気に帰京。さすがに日帰りの長距離ドライブで疲れたので、東名高速「新富士サービスエリア」で小休止。軽く食事でもと入ったところで驚いた。
ビールが飲めるのである。日本酒が飲めるのである。高速道路のSAもPAも絶対お酒は出さないどころか売ってもいないと信じていたのに、ここでは普通に飲めるのである。まぁ正確には、隣接する「道の駅富士川楽座」なるものの中のレストランでのことなのだが、私にとっては大発見。一般道から入れる道の駅とSAの建物が中でつながっているからなのだが、こんなんでいいのだろうかという思いと、いいなぁという思いを胸にしまって、ノンアルコールビールを飲み干して、またハンドル握ったのでした。
道の駅富士川楽座。飲める店ありプラネタリュームありの優れもの。