紅葉に色づき始めた筑波山の裏登山道にアタック、したのだが登山口までの林道が愛車プリウスで走るには痛ましくて断念。あきらめて帰宅するのもつまらないので、月並みなつつじヶ丘から何度目かの登山。
その上のガマ。
富士山ほどではないんだろうけど、老若男女、正確には幼稚園児ご一行と中年、そして世にはばかるあの団塊の世代の方々と秋の筑波山を(人間模様を)楽しんだ。
つつじが丘から女体山頂上を目指す。午前10時、渋滞は始まっている。
幼稚園児がご父兄に励まされ、懸命に登る。すこぶるマナーがいい。
渋滞は続く。下りの登山者のために片側を空けて登るマナーを守る子供たち、と守れない大人。
先頭から四人目の中年おひとり様は、われ関せずと傍若無人に先を急ぐ。中〇人でもないのに。
大仏に似た奇岩はちゃんと見ている。
マナー守って、でも小休止の年長さんたち。「並んで登るんだようー」という声がかわいい。
すれ違う下りの登山者の団塊の世代と思しきご婦人のイライラした怒声とは真反対。
曇っていたが、流石に眺望はいい。霞ヶ浦が悠然と横たわる。
女体山から少し横に動いての、男体山ケーブルカー乗り場。
案内看板に沿って200Mほど横道に入ると、筑波山随一というブナの大木。
紫峰杉。”紫峰”は筑波山の別名だが、真っ直ぐ伸びるはずの杉が、二つに分かれ(女体、男体)力強く天に向かう。男女川(みなのがわ)の源流にあるパワースポット。
渋滞を鑑み、下山はロープウェイ。@620円<片道>
感じたこと。
①渋滞時期の登山は避ける。
②子供たち(幼稚園児)はマナーもよく頑張る。
③子供たちは膝が和らかいのか、下りは飛び跳ねて下りられる。
④山歩きで人に会うと挨拶が自然だが、渋滞では皆寡黙になる。
⑤定年後の登山者は多いが、マナーは子供に劣る。(特に団塊の世代の方々は、どこにいっても・・・)
次回は何とか裏筑波を攻略したいと誓って、月並み筑波登山から撤収した。でもそれなりに爽快。