心に残る名言-日本編③

今年も押し迫り、自戒を込めて生き様の名言を反芻したい。

落合信彦 「狼たちへの伝言」から。『健康はより強く生きる条件のひとつではあっても、人生の目的ではない』
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三島由紀夫 「若きサムライのために」から。


『我々はかすり傷も負いたくないという時代に生きている。危機を考えたくない、ということは非常に女性的な思考である。女は愛し、結婚し、子供を産み、子供を育てるために平和な巣が必要だからである』。『絶望的な戦争の反動との中で、自分の方さえ無防備であれば平和を保てるという奇妙な迷信のようなものができてしまった。これを私は空想的平和主義と呼んでいる』。『ぼくは現実主義の立場に立ちたいと思っており、現状肯定主義 の立場には立ちたくない』
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稲盛和夫(京セラ会長)『人生は、心に描いた通りになる』

童門冬二 「情の管理、知の管理」から。『部下たちが見るのは、管理者の”ギリギリと知を絞り出す管理者自身における自己との格闘”である。但しその行動が”見せるためのものだ”と覚えられたらたちまち白ける』
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山本周五郎 「寝ぼけ署長」から。

『自分の能力を試してもみずに、暗算でものごとの見通しをつける小利巧さ、こいつを叩き潰さなくてはいけない。あらゆる学問思想に通じながら、何事をも為しえない腑抜け根性、こいつを叩き潰さなくちゃいけないんだ』
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城山三郎 「無所属の時間で生きる」から。
『人生、考えだせば、悩みだせば、きりがない。”この日、この空、この私”といった気持ちで生きるしかない』

山田風太郎 「あと千回の晩飯」から。
『男子たるものは口腹の快などタブーとしなければならない』

田辺昇一 「心に革命をおこせ」から。
『離陸に全力をあげよ。完全に離陸すれば、現状を維持するための努力はいらないのだから』『精神的若さとは、昨日、今日と生まれ変われる人間である。絶えず新鮮な気持ちを持ち続ける背景は、高い目標を持っているから』
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加納治五郎
『人間はなんでも”なあに”という精神がなければいかん。どんなことにぶつかっても”なあにこれくらいのこと””なあにこんなこと”というように始終考えなければいかん』

大伴旅人
『生けるもの遂には死ぬるものにあれば、この世なる間は楽しくあらな』
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「武士道訓」から。
『人の語るを聞くは、ことを知るの道なり』
『杉は直(すぐ)、松は曲がりておもしろや、おのれおのれのこころごころに』