住井すゑ文学館 から 牛久沼かっぱの小径へ

牛久住井すゑ文学館

牛久沼のほとりに「橋のない川」の作者として知られる住井すゑ文学館がオープンしたので行ってきました。11/3のオープンから4日めです。

住井すゑの自宅が遺族から牛久市に寄贈されたことにより、牛久市が乾坤一擲、文学の町を目指し修復し開館したものです。

 

国道6号線から入った小路にありますが、途中、案内板も整備され分かりやすいです。

門の向こうは抱樸舎と言って、ここで周囲の人々とお勉強をしていたところです。

案内板もピカピカの新品です。

抱樸舎の内部には、貴重な資料や、

息子さんの資料、

デジタルのインフォーメーションもあり、近代的に整備されています。

展示棟です。

ここから内部は撮影禁止でした。

入館料は大人@100円ですが、オープンした11月中は無料です。牛久市の職員OBのような方が、公務員らしい接客で迎えてくれました。

執筆していた机やペンがそのまま残されており、牛久沼が望める室内も当時の面影を残して修復されています。

展示棟の全景です。

牛久沼に向かう正面右側の縁側の奥に、住井すゑの執筆机がありました。時々、牛久沼を眺めていたのでしょう。

お庭から見える牛久沼です。

駐車場は9台分、すぐ近くに第二駐車場もあり、場所柄、駐車場の心配はありません。

トイレもきれいに完備されています。

 

牛久沼かっぱの小径

住井すゑ文学館から15分ほど歩く、カッパのモニュメントと観光あやめ園で有名な三日月橋というところにでます。

ちょっと足を延ばして、かっぱの小径を歩いてみました。

三日月橋のたもとから牛久沼沿いの田んぼ道を歩きます。

途中、釣り人を何人か見かけました。釣れている様子は全くないのですが、皆、楽しそうでした。

個人名が付いている、植樹されたと思われる桜並木を通り過ぎます。

終盤にある木道はなかなかの風情です。これが見たくて来たんです。

牛久沼のほとりをまっすぐに伸びる木道。

ウィンドサーフィンなどの愛好者くらいしかいないのがもったいないです。

木道の先には専用の駐車場もあり、ここから車で3分で国道6号に戻れます。

住井すゑ文学館とともにお薦めの牛久沼かっぱの小径でした。