秋の好日、日本北限のみかん産地 つくばのみかん狩りに出撃。すぐそばにある名刹、薬王院にまずは参拝。
参拝口から緩い坂を上って境内へ。
三重塔を傍らに従え、古式ゆかしい本殿へ。
行きかう檀家の方や、作業の方が、これまた気さくで嬉しい。
傍らに樹齢600年ともいわれるスダジイ、
ふどうの水 との清らかな湧き水。
本殿の中は写真撮影不可だったが、天井の絵も、彫り物も厳かに、やさしく包んでくれる。
そして、欄干にはなぜか素敵な食器が陳列してあり、「ご自由にお持ちください」のご案内。
いただくに相応しいお賽銭を上げたとはとても言い難いものの、記念にすてきな青磁のお皿をありがたく頂戴した。(一番右端のお皿)
本堂とその向こうに見える三重塔のたたずまいには、秋空のもと心洗われる。
仁王門の両側にある3メートルはあろうかという、有名な大きな下駄と、
大きな草履。
薬王院を拝したのち、一旦お山を下って、
遠く霞ケ浦からパイプを通して桜川市に飲料や農業用水を供給する、つくし湖を回って、
酒寄の観光みかん園に到着。午前十時過ぎだというのに、付近のみかん園の駐車場は満車状態。でも素敵なお兄さんと、コーギーが迎えてくれた 酒寄 秀 観光農園にチェックイン。
酒寄農園はこの辺一帯の一族経営のようなみかんコングロマリットのよう。
入園料@300円也。駐車場は無料。
迎えてくれたコーギー。可愛いい。おとなしい。
みかん園は山の中腹に、南斜面に沿って自由に散策、食べられる。
暖かい日差しの中、のんびりと生まれて初めてのみかん狩り。
連れは20個ほど食べたようだが、持ち帰っても1Kgで300円。
結局、食べながら狩りとって2Kg を600円でお持ち帰り。日持ちもするようだけどしばらくはみかん三昧。会計時にお兄さんが500gくらいオマケに詰めてくれた。こういうのが嬉しい。
つくばで有名な福来(ふくれ)みかんも、庭先までお邪魔して取り放題。
筑波山は海底から隆起してできたもの。この大岩ももともとここにあったんでしょう。
のどかな秋の一日でした。