土浦市下高津の台地に鎮座する常福寺。平安時代に最長の高弟が開祖した由。きれいな伽藍です。
隣に保育園があるので普段は送り迎えの車で駐車場はいっぱいの模様。
横の何とか堂も素敵な建物で、
樹齢400年といわれる銀杏の大木も、黄金色にかがやき銀杏特有のにおいを湛えています。
奥に墓地があるのですが、そこからの眺望はなかなかのもの。
市街地の向こうに筑波山の山並みを望み、左端に宝篋山、その向こうに筑波山の二つの頂きが見えます。
この常福寺と地続きにあるのが、愛宕神社。
もちろん一般道から上がってきますが、台地のトップで常福寺と隣接しています。
霞ケ浦医療センターから下った坂道の途中に鳥居がおわし、
急な石段を上ると、
珍しい茅葺屋根の本殿が鎮座されています。
何でも、遠い昔はここの灯明が霞ケ浦からの灯台代わりだったとか。
本殿左側に回ると、祝凱旋 のおおきな看板が。意味は分かりません。
お参りして、石段を転びそうになりながらも下りて、すぐ横にある池に浮かぶ?祠を眺めながら神社を後にしました。
不思議な神社ですが、静謐な時間を与えてくれました。