成田山新勝寺初詣。例年通り、三が日を外して次の週末である1月7日に。（昨年はコレ）それでも相当な人出で粋なお店でお昼ごはんを、となると耐えられないような行列が待っている。
1月7日でもこの有様。数万人の昼食難民。
でも今年、信心の甲斐？あって穴場のお店に巡り合い。
しぶい旅館風の 「はま屋」さん。
場所は新勝寺の東門を出てすぐ左側。
地図右の下のほう、L字に右に出ていくのが 東門からの道。
これ、東門。総門と呼ばれる南側の門と違って、ここを通る参拝客はぐっと少ない。
並ぶこともせず、奥に声をかけるとすんなり入場許可。
玄関で靴を脱ぎ、スリッパに履き替えて急な階段をお二階へ。男はつらいよ フーテンの寅さんが泊まっていたような雰囲気。
左手前が 帳場、その奥が厨房、階段右手奥に 厠がある。
二階の和室は、旅館として使用している（予約のみ、とのこと）三部屋をぶち抜きで食堂に。
床の間の置石と掛け軸、生け花、そして昭和感満々の 鏡台。
和室と障子で隔てられた欄干へは出入り自由（と解釈）。
こうして行きかう人を見ていると珍しいのか、何人も立ち止まり、入り口にある「お品書き」を見て、数組が入ってきた。
待つこと20分。素人っぽいおばちゃんが注文した食事を運んで来てくれた。あの急階段、大変だったろうな。
松定食、2,200円也。少量づつできめ細かく、美味。
うな重、2,700円也。成田山でこの値段はリーズナブル。
並ばずに待たずに粋なお部屋で、ゆっくり、おいしくいただける「はま屋」さん。
お奨めの穴場です。
DJポリスが通行整理にあたる新勝寺総門前。
今年もいい年となりますよう。
