尾形光琳、国宝そろい踏みの熱海MOA美術館

今日、3月3日尾形光琳300周忌記念国宝公開の最終日に、熱海MOA美術館に滑り込んだ。言わずと知れた国宝「紅白梅図屏風」と「燕子花図屏風」。56年ぶりのそろい踏みである。
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1ヶ月前からの展示を横目で気にしながらも、遂に最終日となり、とるものもとりあえず熱海の街を見下ろす丘に建つMOA美術館へ。持ち時間70分。車で正面玄関へ乗り付け、宗教色(世界救世教)豊かなエスカレーターを乗り継ぎ、受付で割引料金500円也(正規料金1600円)を支払い入場。意外に正規料金での入場者が多い。1200円のシニア料金の入場が目立つ。
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正面玄関

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幻想的なエスカレーター。こんなのを2、3本乗り継ぐ。

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MOA全景

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入場してすぐの秀吉ゆかりの”黄金の茶室”の復元

館内のおねえさんに写真撮影はここまでと制され、あとは人ごみをかき分け、目指すは二つの国宝。

あった。ふとっぱらなMOA。もったいつけずに入ってすぐの、第一展示が「紅白梅図屏風」ひとつおいて向かい合う形で「燕子花図屏風」。目にした回数が多いからか、鑑識眼もないながらも「紅白梅図屏風」がいい。ひとだかりもこちらが倍くらい。でもすぐに見つけられ目的も果たしたので、その他の展示物はスルーして隣接の日本庭園へ。
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庭園、日本家屋の銅ぶき屋根と紅白の梅

お土産コーナーもスルーして、駐車場におりバスにて熱海駅へ帰着。所要時間60分の国宝鑑賞でした。