埼玉の母なる川”荒川”を魅せる寄居の「川の博物館」

景勝地”長瀞”の隣町寄居に、荒川に特化した珍しい博物館がある。埼玉県立、通称”かわはく”。水遊びができることから、小さな子供と行くには最適の、博物館&水のアドベンチャーランド

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関越自動車道「花園」ICを降りて10分ほど。市街地に近い河川敷のそばに位置するので、東武東上線「鉢形」駅からも徒歩15分ほどで行ける。

「花園」IC を降りて国道140号線を進むと、郊外型の商業施設が立ち並ぶ。かつて「花園インター、豚インター」と蔑まれた田舎のイメージはもはや無い。

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道の駅「はなぞの」あり、

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JAの産直、温室での生花販売あり、

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40℃近い温室は花だらけ。

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フォレストはなぞのという名の、バラとスイーツの殿堂(あまり興味がないが)ありでなかなかの観光スポット。

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道の駅「はなぞの」で、ご当地キャラクター”ふっかちゃん”にお参りして、
(何でもふっかちゃんは、全国ゆるキャラランキングでかなり上位らしい。2011年6位、2012年2位とか)

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酷暑の中だったけど、これもご当地名物”煮ほうとう”をいただき、(美味い)

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この辺までぎりぎり深谷市みたい。

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寄り道をして、お目当て川の博物館に入場。
入館料@410円、別途 駐車料金300円 を払うのだが、これは自己申告で歩いてきたふりでもすればノーチャージ。でも、そこは日本人。巨大な水車の横を通り過ぎると、

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これが売り物の、荒川大模型173。荒川の源流である甲武信岳から、173Km先の、東京湾に注ぐまでを、1/1000のジオラマで屋外に再現。

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甲武信岳の源流から下流を眺める。

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上流に近い寄居近辺。赤いところが ココ かわはく。

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中流の熊谷市あたりを通り過ぎ、

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下流に近い北区の十条あたりのそばも模され、

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東京湾に注いでゆく様子がよく分かる。(地形や川に興味が無いと、ただのデコボコの地面か)

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酷暑を逃れ、ようやく展示館に入る。

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漁船や、
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漁船の中の生活の様子など、展示物はよくあるいつものヤツだけど、

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館内に設えたてっぽう堰の模型と、実演はちょっと見もの。小川に堰を作り、ため込んだ水を一気に放ち、伐採した材木を下流まで運ぶための仕組み。秩父地方には近年まで残っていたという。
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一日に数回だけのイベントだけど、この四角い口からため込んだ水を一気に放出する。

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同時にスクリーンでは、実際の様子が流される。
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切り出した大木を、水の勢いで運ぶ。

満足して帰路につくが、まだ日が高かったので、近くの名所鉢形城址、歴史館にも寄り道。

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荒川を自然の要害とする広大な鉢形城の跡地に、公園と、

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歴史館。入館料@200円を支払い、勉強に。(半分はトイレと涼を求めて)

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「館内 撮影禁止」の禁を破ったのでいきなり狙われた。(門の上からこうして射る様を再現)怖いので、ここで撮影終了。

あらたな寄居を発見した、酷暑の一日。