「音楽と落語の宅配便」の売りで知る人ぞ知るノンプロ落語家濱乃志隆さんが、またまた牛久市民会館(牛久市中央生涯学習センター)でやってくれました。
立川志らくのお弟子さんの落語塾
ご披露の場は、立川志らくが主宰するアマチュア落語塾で芸を磨いているらく塾亭らく之さんの定期公演。年に3~4回、ご自分の落語の披露とともに新進落語家を招いて無料でやってくれる会です。
志隆さんの出演も人気に合わせもう何度目かです。本人も図々しく言うように、そこいらのプロより演じる回数は多く年に100回は超えるだけあって、客の心をつかむ落語と音楽のステージです。そうプロではありませんが、アマチュアでもありません。ノンプロです。
まずはらく之の落語「野ざらし」
本職は特別支援学校教諭のらく之さん。真面目さがにじみ出るような高座です。
普通の市民ホールなので高座の舞台装置は質素ですが、これもまたいいではないですか。
テーブルか何かを重ねてつくった高座。向こうのドアのところにいるのがセットのお手伝いもした志隆さん。
志隆さんまずは音楽ワールド
ギターを抱えて懐メロを真面目に弾き語り、そして館内全員で合唱となります。
歌の合間のトークがまた逸品。この日はNOGIZAKA46のTシャツを着て総選挙に行くためにCDを100枚買ったこと、握手会の様子、はまってしまった自虐的ギャグが大うけでした。
中入り後
後半はお二人の真面目な落語です。
らく之さんは着物を着換えて(二枚は持っているぞ、といういつものフレーズとともに)「千早ぶる」を熱演。
志隆さんは着物に着替えて「高雄太夫」(幾世餅というべきか)。真面目な高座も魅力です。
次回このお二人、(大関高安の地元)土浦市民会館で9/18に公演予定です。無料です。
W落語会、同時開催
たまたまこの日、隣のホールでこれまた無料落語会が好文亭梅朝さんによっ同時刻に行われていました。
牛久市の落語熱、おそるべし。横綱稀勢の里の相撲熱につながるものがあるんでしょうか。
牛久市民会館。
梅朝さん。高座の合間に知人とおしゃべり。この一週間前、龍ケ崎市市民交流プラザでの独演会も拝聴。演目「千早ぶる」でした。