25歳の厄払いは西新井大師へ

東京の北のはずれ、下町の足立区に佇む西新井大師。正式には真言宗豊山派五智山遍照院総持寺、何でもかの弘法大師が自ら開いた関東での唯一のお寺らしい。そして、25歳の厄落としは西新井大師、42歳は川崎大師と言われ、厄落としの双璧のお寺さんである。
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本堂

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手前には仁王像

下町の密集地に建立されているため、少し高い本堂からの眺めは下町情緒満載だが、庭園あり、粋な手水屋ありでなかなかの風情。

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本堂から境内ごしに町を望む

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鯉の泳ぐ池と、左上方は(花を終えた)立派な藤棚

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童が担ぐ手水の桶

※ここでルールの薀蓄
①近づいてまずは会釈
②柄杓を右手に持って水を掬い、左手に注いで清める。
③柄杓を左手に持ち替えて、水を右手に注いで清め
④もう一度右手に持ち替えて、左手のひらに水を貯め
⑤その水を密かに口に含み、左手で口元を隠しながら静かに吐き出す
⑥最後に右手に持ったままの柄杓を立てて、根元まで水をしたたらせ、清めて完了。

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隣りには磨くとご利益があるらしい、黄金の仏様

仁王像に護られた門の下には、托鉢僧がまたいい雰囲気を醸し出す。
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寄進する人

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一分くらい念仏をいただいていた。

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境内をウロウロするゆるキャラダルダルニャン。

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参道の商店街の片隅には、使用可能なレトロ公衆電話。

歴史あり風情あり庶民的な空海のお寺でした。