伊藤若冲の生誕300年を記念して、先月から上野の東京都美術館で開催中の「若冲展」ももうすぐ閉幕。GWに甘い気持ちでチャレンジして、いとも簡単に跳ね返され、過日、万難を排して再チャレンジしてようやく思いを遂げた。
それにしても、聞きしに勝る人気、混雑である。
5/18(水)開館前の8:30、すでに1,000人以上の長蛇の列に並ぶ。
折しもこの日は、シニアサービスデイとかで65歳以上無料、まわりはジジババ、ジジババ・・・。
ところどころテントもあるけど、
木陰と日向を潜り抜け、
ようやく美術館敷地内へ。
前売り券の人が多いのか無料の人ばかりなのか、チケット売り場はさほど混んでいない。
ようやくエントランスに。ここまで所要1時間半。そしてここにも給水所。
さぁ鑑賞と思いきや、展示会場までまた列、列、列。
やっと展示会場入り口。さらに30分を費やし、トータル2時間待ちで鑑賞開始。当然ここからは写真撮影禁止。会場内も当然ごった返していたので、ゆっくり鑑賞はできなかったけど、やはり生の若冲、苦労しても鑑賞してよかった。1時間半ほどで会場を抜けだして、更なる入場待ちの列を見ると気の毒になるくらい。
12:00のチケット売り場の表示。何と320分待ち。最終入場時間の4:30まで、270分しかないけど・・・。この日はシニアデイからかと思っていたけど、そんなことは関係なく連日のよう。
並ばずに観る秘策はないけど、これは可能という方法はある。おそらく成功するだろうけど日本人としてはお奨めではないが。
※展示を観るためには美術館の建物まで、どう考えても2時間は列を並ばなければならないけど美術館でお土産を買うだけなら、並ばずに列の横を歩いて建物エントランスに入れる。
※エントランスに風除室があるが、左側が展示会への列、右側がお土産屋さんの入り口。係の人が一応その出入りを見ているが、余りの混雑にほとんど機能していないうえ、風除室の中に左右の仕切りがないことを発見した。
※そう、右側から風除室に堂々と入って、すっと左側のドアから入場すればそこからは30分。
お奨めはしない。
閉幕まであと4日。