熱海から 8分 伊豆多賀の海

JR「熱海」駅から、始発の伊東線に乗って、わずか8分。 賑やかな温泉街 熱海 の喧騒を逃れた静かな海がある。

「熱海」駅 1番線ホームから、下田へ向かう伊東線に乗り込む。地元の通勤の足でもあるが、伊豆半島、東伊豆へのリゾート路線。
006
その名も「リゾート21」
普通の車両とは違う、リゾート感満載の車両に乗れるのはラッキー。

008
先頭車両は、パノラマウィンドーに向かって傾斜している。

010
運転席越しに前方の景色が楽しめる。

012
中間車両の一方(海側)は窓を向いた椅子が並ぶ。

014
かくして「熱海」駅を出発。

003
この1番線ホームには、知る人ぞ知る 立ち食いソバ の人気店がある。6人も入ればカウンターはいっぱいになるが、たしかにウマイ。 「熱海」駅近辺の飲食店は、観光地料金、観光地お味、なので、地元の勤務者はJR定期券で食べに来るそう。
ただ、サービス券3枚(つまり3食)集めると、玉子1個サービス、はあまりにセコい気もするが。

026
次の駅「来の宮」を過ぎ、

030
何本かトンネルを抜けると、(平日の午前中で車内はガラガラ)

032
伊豆多賀の海が見えてくる。

038
乗車8分で「伊豆多賀」駅に着き、

035
「リゾート21」を新緑の中 見送って、

040
徒歩5分の 海水浴場の看板を眺め、

042
改札口へ。 昼間も完全に無人。
「熱海」-「伊豆多賀」間の乗車運賃 190円。ちゃんと買って、ちゃんと出たけど・・・、
東京近辺で最低金額の切符を買って、ここで降りられる・・・なんて考えてはいけない。日本人として。
伊東線は東北本線(宇都宮線)にも乗り入れているので、仮に、「宇都宮」駅で200円の切符を買って、13:07発の「伊東」駅行きに乗って、17:04に「伊豆多賀」駅で降りると、精算(3,800円要)なしで出られちゃう、わけだ。でも、やってはいけない。かの国の人でもあるまいし。

046
風情ある「伊豆多賀」駅舎だが、ちょっと、少し、凄く、さびれた感ありありで、出迎えてくれるのは、

044
駅舎横のカラッポのジュース自動販売機と、

048
駅前広場にある、いや、あった、タクシーの事務所。

気を取り直して、町方面へ下る。

駅から町にいたる正式ルートがこの道。
050
051
でも随所に海を見下ろすロケーション

054
山あり、海あり、の伊豆多賀の町。

056
久しぶりに見たブラシノキ。

058
町中を、近くの小山から海に清流が注ぐ。

062
鎮守、由緒ある 多賀神社

059
静かに、ひっそり佇む。

064
海岸に出ると、ヨットハーバー。

066
そのすぐわきに整備された 長浜海浜公園。

068
夏になれば相当に賑わう 長浜海水浴場。

071
いわゆる 海の家 的な、施設「うみえーる長浜」。

074
特産品とビールと、名物 イカメンチを売る、ゆるーいカフェ。

夏日だったけど、何とかビールを我慢して、海から丘の上の駅に戻る。

078
当然、単線なので駅ですれ違い。「熱海」駅への戻りは、またラッキーにも「黒船電車」。

082
車両ごとに展示が違う 凝りよう。

079
飽きさせない。

熱海から往復380円の 伊豆多賀 散歩でした。