東日本最大の陶器市、笠間陶炎祭(ひまつり)

毎年GW時期に開催される笠間の陶炎祭(ひまつり)。35回目の今年もぶらっと楽しみに訪問。
012
開催当初は人集めにも苦労されたようだが、今では東日本を代表する、そして笠間市に無くてはならぬイベントに育ち、開催期間中は人と車の交通整理に追われるのが今や風物詩に。

007
開催時間の9時前に駐車場に乗り込んだが、すでに満車状態。 ここは市営で300円/日だけど、周囲の民間の高い駐車場もほどなく埋まる。
笠間には車のルートで常磐自動車道水戸ICからが定番だけど、混雑と経費を考えドライブを楽しむなら、東京方面から国道6号線を北上し、土浦市の「中貫工業団地入り口」の信号を左折して、県道42号線ルートがお勧め。途中、旧家の家並みが続くゆったりした街道を堪能しながら、唯一のアップダウン「道祖神峠」を抜けて笠間市に入る。
002
道祖神峠にある記念碑。

003
ここは市の境でもあり、林道は散策コースとなる。

004
峠を下りると陶芸家やその趣味の方達も多く住まう、滞在型市民農園クラインガルテン。文化の匂い。

006
城壁のような民家の向かいにある。さて、ひまつり会場に話を戻すと、
008
駐車場脇には、桂由美さんのモニュメント恋人の聖地。(なんのことだか分からなかったけど・・)

010
会場はその名も芸術の森公園。デカイ。

011
整備された園内。この芝生の斜面、どうやって刈るんだろう? 立派。

013
開場10分後、既にたくさんの買い物、見物客。

009
かつて使われていた窯も。

014
お気に入りの作家のブース(お店)。

015
こんな作風。渋いだけでなく、とても実用的。

016
ネコの陶器の専門店。

017
いいものいっぱい。

018
お犬様もご自分の食器を求めて?来訪。タヌキのようだけどポメラニアンだとのこと。お顔の周りのカットが斬新。

022
かさま観光大使のおねえさんも歓迎してくれる。

023
タイ王室と親密な関係で、出店してくれている。

024
かつ、タイのコーヒーを挽いて無料で配る。並ぶ観光客。

025
タイの陶芸家の作品。なかなか いい・・・と思う。

026
店の奥にいたタイ美人の盗撮に成功。

031
ただでいただいたタイのコーヒー。軽くてうまい。

028
陶芸作品のブースと同じくらいの人気を誇る飲食ブース。趣向も凝っているけど、どこも廉価でおいしい。狐の耳のおねえさんが売るいなり寿司。

029
おっと突然、横で迷子が号泣。警察官も駆けつけ、なだめ、すかして、そして場内アナウンス。

030
バーまである。

032
店舗を観察してみると、かき氷は協定価格200円で良心的。ビールとかの金額はマチマチ。飲食店巡りに来たわけでもないので、お買いものへ。

037
小皿を買った店のお嬢さん。いろいろお話させてもらった。

002
買った小皿。上から吾亦紅(ワレモコウ)、土筆、タンポポの綿毛の小さな図柄。カワイイ。

034
このお嬢さん、店番のカワイ子ちゃんかと思いきや、立派な陶芸家(清水なつ子 先生)で買った小皿も本人作。天は二物を・・・。

038
ほとんどのブース(お店)はテントだけど、こうやって気合を入れて木造で作っちゃうのもある。作品とは別に敢闘賞をあげたい。

039
実は作品も、美術品のよう。なかなか一般受けはしないとは思うけど、こういうのをスパッと買っちゃう人がいるのが芸術の世界

040
こんなのも陶芸品。

041
かつて買ったこともある埴輪。お雛様のような陳列は圧巻。

043
会場のブースを少し離れると、のんびりした公園のデイキャンプ場の風景が広がる。陶器に関心がなくても一日遊べる。小さな子のいる家族連れが多い。

だいたい欲しいものは買えたので、また飲食ゾーンへ。

044
脂ののったポークの串焼き、@400円。ジューシー。

045
お店のベッピンさんが、接客。

046
これも作品、売り物。そばを通る女性は「コワーイ」としかめ面だったが。

048
メニューに魅かれ、また買い食い。

047
ドイツ風じゃがいももち。ジャガイモをベースに、玉ねぎや何かが入って美味。@400円。

049
笠間市のマスコットのゆるきゃら”いな吉”も登場。

050
メインステージでは、観光大使のおねえさんがお手伝いして、オークション。一旦会場を後にして、丘の上へ。
051
美術館。

052
こちらのスペースではまた違うイベントで、盲導犬や、

054
また、違う盲導犬。この子は二歳。すこぶるかわいい。

055
またまた買い食いで、今度はそばがきクリームぜんざいなどという和洋折衷のシロモノ。@500円。作ってくれたふくよかなおねえさんとそれ。(発想は楽しいけど、味は・・・)

陶芸作品だけでなく地のものを食べられ、人と(犬も)触れ合えるイベントの陶炎祭(ひまつり)、また楽しませてもらった。