千葉県市川市の北の端、松戸市に接するように、堀之内貝塚があります。
縄文時代の貝塚で、タテヨコ 225M*120M の高台にその名残を留めています。
貝塚はそこら中にもありますが、東京から一番近い(大貝塚)、としては一見の価値ありです。
東京からは本当に近いのですが、車だとちょっとややこしいかもしれません。
国道6号で江戸川を越えて、松戸市に入って松戸隧道を抜けて「陣ヶ前」交差点を右折して県道180号を南下。2Km程で、北総線「北国分」駅の交差点を過ぎ、道なりに左折、二つ目の交差点を右折、二本目の路地を右折すると、たどりつきます。
ナビがあれば問題ないものの、案内看板がないので念のため。
電車で行けるなら、北総線「北国分」駅から何と徒歩8分です。
入口に無料駐車場があります。30台位駐車できそうです。
この日は、8:50に行ったので一番乗りでした。(もちろん無料です)
貝塚エリアに行く前に、市川歴史博物館が迎えてくれます。
開館時間の9:00前でしたが、普通に 入れてくれました。
ここも無料です。
歴史博物館から坂道を上ると、貝塚エリアです。
エリアの中は散策路になっていました。
一番高いところから市川方面を望むと、外環自動車道の延長工事がすぐ脇で行われていました。ここらでは、そこらじゅうに文化財が埋まっていいるので、工事の遅れの原因かも。
高台では、今度は市川考古博物館が迎えてくれます。ここも無料です。
縄文時代の生活再現や、
ピカピカの館内、
無料では申し訳ないような、展示です。
受け付けは、お姉さん一人。明るく挨拶してくれました。下の歴史博物館は男性三人、ここ考古博物館も2階に男性が二人、くっちゃべっていました。市川市って裕福なんでしょう。
貝塚探訪を終えて、またまた凄く近くにある戸定邸に足を伸ばしました。
江戸幕府15代将軍慶喜公ゆかりのこの邸宅には以前から興味あったんですが、貝塚のご縁でやっとお目にかかれました。
戸定が丘歴史公園となっていて、歴史館や邸宅以外はフリーに入れます。
前後しますが、先が正門、左手前が駐車場。無料ですが、収容12台とか。もっと下に臨時駐車場(結構大きい)もあり、更に整備中でした。
戸定歴史館です。
慶喜の弟、徳川昭武が将軍名代として、1867年のパリ万国博覧会に行った時の様子です。(館内 撮影不可です)
エントランスだけ撮らせてもらいました。歴史館を出て、
戸定邸に向かいます。
ここ入口、入場券確認所。因みに、歴史館、戸定邸の共通券で@240円。リーズナブルです!
ここから見える庭園が史跡となっています。が、今は整備中で降りられません。
どこもかしこもこぎれい、さっぱり。水戸藩らしく、決して華美にはならず、ふすまも絵など描かせず質実そのもの。でも、使っている材料は特上品だそうです。
大広間の縁側屋根を支える一本ものの梁。12Mの ひのき とか。
御苦労 多かった慶喜公ゆかりの戸定邸、堪能しました。