ヒトの体の不思議、ウンコ編

尾籠なタイトルとしてしまったが、タンパク質のインアンドアウトを分かりやすく、と。

福岡ハカセの著書を参考にまとめてみたものだが、食べたもの、使われたもの、残りが食べたもののカス(ウンコ)ではない。

細胞のリサイクルに関連するが、リサイクルのためにヒトはアミノ酸をタンパク質として口から取り入れる。
60g/日が必要という。60gのタンパク質を食べて、ウンコとして10gのタンパク質が出たとしたら、それは食べた60gの余り(カス)ではない。
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つまりは、60gのタンパク質が入る、するとそれを消化吸収するために、膵臓から70gの消化酵素が出てくる。入ってきたタンパク質と消化酵素が激しいバトルを行った後、60gのタンパク質は消化され、その後70gの消化酵素も(やはりタンパク質として)消化される。その時の余り10g が、ウンコ内のタンパク質として出ていくのである。こうして体内の細胞が入れ替わっていく。

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この繰り返しで我々の体は、常に物質としては新しいものになっていくらしい。