コロナ禍で参拝自粛の成田山新勝寺には、今年は1月2日のお昼頃到着して、平年より3~4割減の参拝客に交じって、恒例の参拝と参道の商店散策。
今年はつい最近知った近くにあるというタイ寺院に足を延ばしました。
ワット・パクナム
正確にはバンコクにあるワット・パクナムの日本別院ということですが、成田市の山の中、想像以上のタイランドでした。
成田山新勝寺から北へ車で20分ほど信号もない田舎道(下総成田線)を何度か右に左に曲がりながら工場と畑が点在するところにあります。
敷地外の駐車場も数十台、敷地内も同じくらい止められますが、この日(日本のお正月)は混まずに停められました。
管理棟らしき建物の壁面の看板。この1階には割合きれいなトイレも。
建物の周囲は大理石で囲まれ、ところどころにこんなマークも。
建物の周囲にはよく見ると日本の干支がこれまた大理石で設えられ、ネズミさんの横に今年の牛さんもおわしました。
何と普通に中にも入れます。大理石の床の手前で履物は脱ぎましょう。
国王の絵や、タイ独特の壁模様が鮮やかです。
他の見学者が連れてきて建物の外で待たしていた猫が入り込んで毛づくろい。
本堂?の横にもう一つの建物。
ここも普通に入ってお参りできます。
守り神か兵士の像でしょうか。
タイのおばちゃんたち
敷地内ではタイのおばちゃんたちが、お店をひろげてそこかしこでおしゃべり、
タイらしいお花屋さんと、その奥にはタイ式ラーメンも作っています。
ラーメン屋のテントを覗くと、ちょっとたどたどしい日本語で「ラーメン食べってって、サービス」の声。美人さんばかりだね、と言うとピースサインまでしてくれる。
パクチーたっぷりのタイ式ラーメン。ちょっと前に成田イオンの紅虎餃子房でラーメンを食べたばかりだったけどおいしくいただきました。
帰りには籠の中のみかんまでお土産に持たせてくれました。
やたら人懐こい猫ちゃんに挨拶して、異国情緒たっぷりのワット・パクナム日本別館を後にしました。
後でわかったことですが、ここでは祭事ごとに食やお供え物を参拝者に振る舞うことになっているようで、大きな祭事では二千人くらいのタイ人が来て賑わうようです。
今年の4月8日頃、お釈迦様のお誕生日、つまり花祭りにもそんな大祭がありそうで、また来てみたいと凄く思うタイのお寺です。