腰痛予防改善には、何と言っても腹横筋

若いころから腰部椎間板ヘルニアを抱え、腰痛歴30年を誇る私ですが、ついにたどり着いた真の腰痛対策。
ヘルニア

それは腹横筋の意識と強化。
腹横筋


たいがいの人は経験していると思いますが、あの腰痛。
腰痛

激痛からジンジンまで、何ともいえないあの腰痛。

私はかれこれ30年間ヘルニアの手術も回避し(怖くて)、それでもストレッチやら何やらでだましだまし付き合って、通常の生活はもちろん、テニスもゴルフも登山などスポーツもまぁまぁ平気でこなしてきたけど、やはり一年のうち数日、この世の終わりのような痛みに襲われ闘い、打ちのめされ、倒れているうちに回復するという繰り返しでした。
ゴルフダウン

今般、半月程スーツを脱げないような生活を起因としてか、久しぶりに襲われた。いつものパターンで打ちのめされて、後の回復を待っていたものの今回は強敵。
腰

いつもなら4日もあれば回復感を感じ始めるのに、5日、6日、と症状は継続、悪化の気配もあり、ついに紹介された専門医に。これがよかった。
以前も、牽引やら電気マッサージ、鍼灸から整体に至るまで、手術以外は軒並み試したものの、どれもその場限りの痛みの軽減で信じていなかったけど、今回は紹介してくれた人の説明がうまかったのか、凄く痛かった為か、すぐに見てもらうこととした。

JR「熱海」駅前(というか駅裏側)にある、「東海医療学園総合臨床センター」。
こういった施術師を学ばせ育てながら、優秀な生徒はそのまま同センターに勤務させ、治療にあたらせる様。きめ細かい問診の後の1時間程度の治療は、ほぐしたり、伸ばしたりで特筆するところはないけど、治療中の説明が素晴らしい。痛みの原因と、筋肉の関係、心的なものと痛みの関係とその除去の仕方のアドバイス。
ここで知った腹横筋の役割と使い方、鍛え方。これこそがナチュラル・コルセットだった。
コル瀬戸

お腹がポッコリ出ないよう、腰にもいいだろうと、腹筋には人一倍気を使い、ある程度は鍛えているつもりだったが、それはともに関係のない腹直筋だった。
腹直筋

若いころはこれを鍛えて、八つに割れた云々と喜んでいたけど、ポッコリや腰痛には、あまり効果をもたらすものではないらしい。ネットで調べると、当たり前のように腹横筋を取り上げているので、今までの30年間は何だったんだろう、とも思うけど巡り合ったから良しとしよう。

それと、これも巷間よく言われていることだけど、脳が痛みを増幅させるというDLPFCとか。
恐怖

腰痛を別名「恐怖との闘い」とも言われて、痛みそのものや痛みの記憶からくる「こうしたら痛いだろう」ことから、必要以上に体を庇い、筋肉を硬直させ、周りの筋肉にも影響を与え、動かないことから血流を阻害し、改善を妨げるとのこと。自らの闘いを振り返れば、まさにその通り。
腰痛には恐怖の克服、と痛みを伴わない程度の動き、そして腹横筋の意識と腹横筋を固めたままの腹式呼吸。<参考
腹式

もう、怖くない。

猫