JR東海道線は1934年に丹那トンネルが開通するまで、東京から西へ行くには、現在のように小田原、熱海を経て三島、沼津へは線路を通せず、「国府津」駅から御殿場経由で「沼津」駅を通っていた。今ではマイナーな駅だが、それまでは西にいたる要衝として経済も栄え、著名人の別荘も多く、歴史ある駅、街である。
「国府津」駅の南口(北口はない)
「国府津」駅から徒歩で10分の地に、国府津の天神様と地元の人に愛される”菅原神社”がある。
祭礼の幟に惹かれて、足を伸ばしてみた。
いわれ は、旧文字使いで分かりにくいが。
ちょっと工事車両がおじゃまだけど、厳かな境内。道路の脇の上、高架を東海道新幹線が走る。「小田原」駅まで5分くらいか。
御神木。
この神社は、わらべうた”とうりゃんせ”発祥の地らしい。(川越にもあるとか諸説もあるみたいだけど)日本には八百万の神様がいるけど、人間がそのまま神として祀られているのは明治天皇と、ここ天神様の菅原道真のみ。
だからだろう、神の使いは牛。本殿の手前に狛犬も控えるが、本殿横には狛牛が。
もう一つ珍しいのが、撫牛。自分の悪いところと同じところを撫ぜると、良くなるとかで摩耗している。
近くの商店(閉まっていた)店頭の湘南クッキー。初めて見たけど。
4枚入りで90円~。小銭も千円札も無かったので買えなかった。
ブラリ、国府津とうりゃんせの里。