この4月より電気の自由化により、多くの新電力会社が顧客を取り込もうと喧しいが、国内の電気の周波数が関東は50HZ、関西は60HZと二種類あることは有名。静岡県の富士川と糸魚川を境に東は50HZ、西は60HZとなっているが、この川を抱える富士市は市内でこの二種類が混在する。(違う理由はココ)
そんな富士市、JR新幹線「新富士」駅から在来線「富士」駅を探索。
「新富士」駅構内は、屋根を富士山を模しているよう。
かぐや姫の伝説の地らしい。
街を歩くとどこからでも富士山が見えるのは、当たり前だけど凄い。
富士山を仰ぐ街だけど、製紙の街でもある。日本製紙、王子製紙と大工場が居並ぶ。
工場に挟まれるように、ちょっと粋な寺院を発見してお参り。「成安寺」。工場の景色から一歩入って、対照的な風情。
手に持った筒のようなものから聖水をしたたらせる像。まことに日本的な手水舎を抜けると、
「新富士」駅からブラブラ歩くこと30分。在来線「富士」駅北口に。身延線の始発駅なれど、駅前のビルはかつての繁栄を見る影もなし。
ここから用を足して(小用ではない)再び新幹線「新富士」駅へタクシーに乗って、運転手さんと会話。
「こんなに富士山が近いと、地元の人は噴火など心配ですね」「地元の人でそんな心配している人はいませんよ。噴火などと大騒ぎしているのは東京の学者さんだけ」とのこと。そんなもんなんですね。