終戦記念日  予科練平和記念館から予科練生の食事処へ

終戦記念日の今日、やはり けじめ かと、先の大戦で命を賭けた英霊を偲びに、正午前に「予科練平和記念館」へ。 

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前回、二年前の一昨年の12月7日、開戦記念日の前日に訪れて以来。

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そして今日、特別な日は、入館 無料である。 (通常 @300円)

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無料の告知もされていたので、こんな日に、ガラガラだったら日本の未来も思いやられるな、と心配しいしい行ったんだが、流石に駐車場も満車状態で、ホっと。

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駐車場横には、新しく(一昨年にはなかった)ゼロ戦の実物大模型が展示。

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これが真珠湾に行って、

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戦艦「アリゾナ」ほかを葬り、華々しい緒戦だったんだけど・・・

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気持ちを切り替えて、館内へ。
ここからは、撮影禁止なので、パンフの写真だけを。

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予科練の訓練風景。

12時5分前に、「12時から黙とうにご協力ください」 の案内放送。
12:00 1分間の黙とう に参加。

今回、新しく得た知識として、1945年6月10日 の、この辺一帯の空襲(阿見の大空襲)にて300名余りが命を落とした際、近くのお寺の住職が境内に遺体を引き取り、ねんごろに弔ったとのこと。

帰り際、職員にどこのお寺かを尋ね、車で10分ほどの聖地へ表敬訪問。

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法泉寺

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龍が目を光らせている。

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鐘楼も見事、

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山門もすこぶるいい、隠れたる名刹に出会えた。

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これだけの駐車場がある立派なお寺だが、阿見の大空襲 の出来事は、人知れずの美談になっているのか。

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駐車場脇の慰霊碑と、

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13輪塔。  安らかにお眠りください。

終戦記念日の けじめ の見学と、お参り、を終えて、今度は、予科練生が外出を許された日曜日に、喜び勇んで通ったという、市内の飲食店へ。

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現存する、天ぷらや「ほたて」。

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こちらも現存する、蕎麦屋「吾妻庵」総本店。

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突き出した看板が見事。

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その「吾妻庵」におじゃまして、

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天ざる、と

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大もり。 どちらも質量とも抜群。  当時の予科練生の、おそらく豪快な食べっぷりを眼に浮かべながら、心して食した。

終戦記念日、今年もまた思いを馳せながら、夏の一日を過ごした。

ところで、先の大戦、太平洋戦争というか、第二次世界大戦というか、大東亜戦争(これだと思っている)の終戦日は、日本では今日 8月15日となっているが、一般的には(世界の常識的には)、米戦艦「ミズーリ号」の上で、正式に降伏文書に調印した 9月2日、が正しいようだ。
もっとこだわれば、サンフランシスコ講和条約の調印日、1951年9月8日、更にはその発効日、1952年4月28日、とも言われる。

でも、8月15日以外でそんなことを言えば、更に変人扱いされるので、終戦記念日、今日でいいか。