日立鉱山の歴史 日鉱記念館

天下の日立製作所の本丸、日立市にその源流を見せてくれる産業資料館があります。

日立鉱山跡地に建つ日鉱記念館です。

JR常磐線「日立」駅から山に向かう道を車で20分ほど、いろいろ合併して、今はJX金属グループが運営していますが、さすが世界企業の展示館というところです。

駐車場は道路からすぐに数十台、記念館のすぐそばに数十台、バスも受け入れられますが、余裕で(おそらくたいていの日は)停められます。

館内はそこらの博物館顔負けの造作と、展示、

行き届いています。

会社のグループです。

もとは日本産業㈱から日立製作所や日産自動車、はては台湾の企業まで、計り知れないコングロマリットです。このくらいでないと持ちこたえれないですね。

かつての鉱山の様子が再現されているコーナーです。

粉塵と闘いながら、くらい坑道の中での採掘作業です。

かつての鉱山の全景。

何千人もの人が働き、生活していたようです。学校や病院、映画などの福利厚生も充実していた一大タウンだったようです。

記念館を一歩出て外の展示に向かいます。活躍した重機や、

当時そのままの縦抗への施設も残されています。ここからエレベーターで降りていくのだそうです。

当時の建物をそのまま移築して、ここも展示館になっています。

掘削機でしょうか、

自由に見られます、因みにどこも撮影OKでした。

専門の鉱山のサンプルもたくさん、石炭ばかりの鉱山でなかったことが分かります。

外国で産出された珍しい鉱石も見切れないほど展示されています。

素晴らしい展示館ですが、知る人ぞ知る、的な企業資料館なので、見学者はあまりいません。この日も土曜日でしたが、二三人を見かけただけです。

もちろん入館料は無料、一見の価値あり、です。