祇園祭りの京都三時間、知恩院~八坂神社 矢沢タクシーを凌ぐ名タクシーに乗車

大阪出張の帰路、やはり古都の誘惑には勝てず時間を作り出して、真夏の暑さの京都に立ち寄った。
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持ち時間三時間、コインロッカーにバッグと上着を押し込んで、祇園祭の囃子が鳴り響く「京都」駅を12:30にスタート。まずは市営地下鉄で「鞍馬口」駅に出て、京都御所を散策。
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皇居に移る前、時の天皇が千年以上も住まわれた広大な お屋敷。
暑い、ただ広い、美しいけど永遠の砂利道。
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御所の敷地内に民家を発見。よく見ると、皇宮警察の官舎のよう。

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広い、暑い。

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流石に1/5ほどで退散。既に汗びっしょりで、流しのタクシーを何とか拾う。
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これが大当たりで、運転手は綺麗なお姉さん。

聞けば、外国人応対用に企画された「フォーリン・フレンドリー・ドライバー・ライセンス」を持つ山崎夏子ちゃん。
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手ブレ残念。

毎日新聞でも紹介された京都の新しい顔で、平安神宮までの10分間(1,000円)柔らかな京都弁ガイド付ドライブの楽しい時間。2年前、これも偶然乗った有名な矢沢タクシー(今も健在とのこと)を凌ぐ、ラッキーなタクシーとの出会い。夏子ちゃんと涙の別れをして、
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時代祭りの時期ではないからやや閑散の平安神宮に参内。

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ピューマのような狛犬(白虎という神獣らしい)に挨拶して、

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雰囲気ある府立図書館を過ぎると、

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参道の入り口に聳える有名な大鳥居。向こうの建物は京都市立美術館

数十年前、京都に旅行に来ていた彼女と何かの理由ではぐれ、互いに一時間ほど彷徨った後、何かの理由でこの大鳥居の下で落ち合えたことを、フと思い出した。
感傷的な気分は暑さでぼけてしまったが、頑張って知恩院を目指して歩く。1082
流石、京都の小学校。

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電話ボックスも切妻屋根。

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高級住宅街の道には、美しい大木が。

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ここにも。

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知恩院黒門にたどり着く。黒門をくぐると、階段を登って左に右にくねりくねりの上り坂を経て境内らしき平地にたどり着く。江戸時代初期に徳川氏によって戦略上の防御拠点として作られたらしい。

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夏の空と、日本最古の木造建築。軽トラは・・・、まぁしょうがない。とりあえず法然上人にご挨拶。

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車椅子通行可能な木造スロープも。創建当時であるはずがないが、違和感ない作り。いつの工事だろう?

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本殿たる国宝御影堂は平成大修理中、残念。完成は平成31年とのこと。

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地続きの京都随一の桜の名所と言われる、名勝丸山公園(緑の季節もこれまたいい)を通り、

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園内のせぜらぎに癒され、

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裏から祇園祭の中心祇園さんとも言われる、八坂神社に入る。舞殿も頗る立派。

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舞殿の前で自撮りに夢中な浴衣娘を盗撮。邪心はない、涼しげだったから・・・。

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境内の自販機で売られている祇園水。200円はチと高いと思うが。(売れてない)

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正面からザ・八坂神社。山鉾が練り歩くのは17日かららしいけど、祇園祭は始まっている。

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向かいのローソンも祇園仕様。

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八坂神社からすぐの商店通りに、新しい建物を発見。

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見れば、オープン間もない漢字ミュージアム。よくぞ作った。が、入館料@800円では入らないよ。

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無料ゾーンの実物大山鉾は迫力ある。

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この大きさ。

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設置された屏風には流行のCG画像。少し祇園祭りを体感。

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また商店通りにいきなりの渋い地蔵尊。

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目疾(めやみ)地蔵尊。目を患った方がお参りに来られるよう。昔から、色気ある男女の例えに、めやみ女に風邪ひき男というのがあったな。病んだ目を手拭で抑える女性の挙措と、これまた潤んだ目で掠れた声の弱々しい姿が、ともに色っぽいと。

それはさておき持ち時間も少なくなり、暑いながらも小腹も減ったので、京都らしいお店を探して、路地に入った混んでない店を発見。
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北座の一階にある、銘菓「八つ橋」で有名な井筒屋がやっているお蕎麦屋「井筒茶店」へ。

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北座そば。800円。涼を得ながら満足のもりそば。

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大阪からJRで「京都」駅に着いたのが丁度 12:00。15:33発ひかり526号にぎりぎり間に合って、東京へ。時間に追われ猛暑に耐えた三時間だったけど、寄り道して良かった。18:10「東京」駅着。18:30から面白くもない会合があったので、車中ビール1本飲めなかったけど。