格安高級・常陸牛を買うならここ、奇跡のお肉屋さん「藤井商店」

割安で高級な牛肉を販売するお肉屋さんには、街やネットの世界でよくお目にかかるが、ここの格安、高級にはワケがある。肥育、加工、販売の製販一貫で、クチコミで知る人ぞ知る「藤井商店」。
常陸牛

茨城県は守谷市、常磐自動車道谷和原ICから車で10分。かのアサヒビール守谷工場のすぐそばに、牛舎、加工工場、販売店がある「藤井商店」に行ってきた。(家人が美容室でのショウもない会話から拾ってきた、これもクチコミ)
「すっごく美味しい常陸牛が、信じられない廉価で買える」という言葉に惹かれて、まぁ地価の安いところで、細々と良心的にやっているお肉屋さんをイメージして車を走らせたのだが、その敷地に車を乗り入れてまずは驚いた。
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20台は入ろうかという駐車場が満車状態。・・・お肉屋さんですよ。

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かろうじて隅っこに駐車した後もひっきりなしに車が入ってくる。
土曜日ということもあったろうが、他県ナンバーもたくさん。画像 885
正面のドアを開けて待合室のような店内に入ると、十数名の先客が注文だけを終えて、自分の順番を待っている。(余りに人口密度が高かったので撮影出来なかった。)まるで、会計を待つ大病院の待合室さながら。芸能人のサインも。

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待合室とガラス一枚隔ててある加工場。

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この申込用紙に記入して、カウンターに提出して静かに順番を待つ。
この日は、カルビ@600円/100gとサイコロステーキ@700円、筋肉@120円、ミノ@300円(当然いずれも常陸牛)を適量注文。

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待合室では気詰りなので、時間つぶしに店外の敷地を無断で散策へ。

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店の裏手には肥育の施設、牧場である。

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”出番”を待つ常陸牛。(茶色いのと黒いのと)

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牛たちを守る(とはあまり思えない)番犬くん。

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かたわらの牛舎には、予備軍の子牛たち。(嬉しそうに近寄ってくる姿が痛々しい)

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予備軍の弟くん。生育月齢ごとに育てられている。

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子牛の牛舎の棚で番をするネコくん。こちらを見ようともせず一心不乱にエサを食べ続けていた。このネコは売り場には出ない。

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待つこと30分。やっと順番が来て買わせていただいた。カウンター越しの販売女子も素朴でいい感じ。帰宅してさっそく焼肉で食べたが、叙々苑の特上肉を1/5の値段で食べている風。クセになりそう。リピーターの気持ちが分かる。

一度は訪れる価値ある 奇跡のお肉屋さんである。

あかりpink
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