アベノミクス解散での衆議院選挙が、自公圧勝で幕を閉じた。より右傾化すると喧伝する中国は、首相の靖国参拝を早くも牽制している。
国家元首の参拝の是非はともかくとして、靖国神社をあらためて説くと、
・「戦死者」が祀られている。
・吉田松陰、坂本竜馬は祀られている。
・ひめゆり部隊の死者、も祀られている。
・西郷隆盛は”賊軍”のため祀られていない。
・広島、長崎の原爆犠牲者は祀られている。
・東条英機らは「戦死者」ではないが、祀られている。
（戦勝国に一方的に断罪されて国に殉じた昭和殉難者として）
アメリカにもこういったものとしてアーリントン墓地があるが、国家元首は当然のこととしてここに足を運ぶ。そんな中、いかに戦争の歴史への思い込みがあるにせよ、自国の戦没者を弔う行為を非難する国家には理解に苦しむ。（国内の不満のはけ口としての政策ではあろうが）
オリンピック開催の前年、その北京を訪れたことがある。（始まる前だから安いと思って）
そこらじゅうが建築ラッシュで整備しつつある公共トイレには、何人ものオバサンがだべりながら掃除をし便器の傍らで食事をし、スーパーマーケット（らしき建物）のトイレの大きいほうは、全くのドアなしで平気で用を足している状況だった。
移動して、満州事変勃発の地である盧溝橋を見物したあと、北京の子供が一度は見学して日本を”理解”するという、抗日戦争記念館にも行ってみた。他に日本人もなく身の危険も感じながら、案の定のこれでもかの日本人悪者の展示物を見た後、館内のトイレに入って驚いた。備え付けてある便器にはＴＯＴＯの文字。節操がないというか。
先日、同じような体験をされた方のサイトを発見して嬉しくなった。その方の分析では、「敢えて日本製を使って、そこにオシッコをかけるためかも」とあったが、まさかねぇ。
