筑波山の西側山麓、つくばの梅林。今が真っ盛りです。筑波山梅まつり ピークです。
同じ茨城の偕楽園のような、お庭風に整備された園と違って、野性味ある梅林は、ただただ梅が咲き乱れる感があるも、ここつくば梅林は、自然美と鑑賞のための整備のバランスが頗るいい。
駐車場の混雑を避けるために、公共交通機関での来場を呼び掛けていますが、この日は少し離れた「筑波休憩所」に車を止めて歩いてみようとチャレンジ。
「筑波休憩所」は、昭和62年に廃線とされた筑波鉄道筑波線のプラットホームと周囲の空き地を残して設けられており、土浦から岩瀬まで続くりんりんロードの一駅。
つくば鉄道の廃線後は「筑波山口」としてバスターミナルにもなっている。
ここから1.5キロほどの道を歩いて梅林に向かったのですが、途中交通量の多い、歩道のない坂道が続くことが分かり、歩きはあっさりあきらめて車まで取って返し、混雑覚悟で車で登山。
駐車場近くで多少詰まったけど、20分ほどで梅林入口へ到着。
但し、隣接の駐車場はいつ空くか分からなかったので、更に先に進んで大鳥居の前、「つくばグランドホテル専用駐車場」に滑り込む。500円。管理人はおらず、「ホテルフロントへ持参して」と緩やかな営業。
ここから上方に梅林が待っている。
アスファルト舗装のメイン通路を登っていくと、下の方は白梅が満開。
野点 200円。
階段状に設えてあり、歩きやすいし、風情も豊か。
梅の花が低い位置で愛でられ、匂いも嗅ぎやすい。
展望台になっています。
途中にお土産や兼お休みどころがあり、「梅緑茶」を無料サービス。美味しかった。
お馴染みガマの油売りの芸を披露する舞台や、ガラス張りの休憩所。
つくばと秋葉原を結ぶ新しい線路TXを利用しての来場客が増えたからか、デッキも建物も極々新しい。
紅白の梅に包まれて、惜しみながら梅林を後に。
「つくばグランドホテル」さんの駐車場に戻ってもやはり、誰もいないので”無料でありがとう”とフツーにこのまま出庫しようとしたら、梅の香にあてられたのか、ツレが「お金を払いに行く」と言いだし偽善者となって、坂道をわざわざ登って「つくばグランドホテル」フロントへ。
まぁ、立派なホテルだけど、駐車料金はいりません的な管理しているホテルさんへ、わざわざ・・・。
フロントで、500円を払い(聞けば40人ほど払いに来ているとか。半分くらいはそうなのか・・・)、ついでにロビー見学。
水墨画で特に有名な長谷川等伯先生のきれいな漆画。
などという絵を500円分楽しんで、下山。
最初に車を止めた「筑波休憩所」の横に、大人気のラーメン屋「松屋製麺所」を発見。残念ながらお店では食べられなかったけど、テイクアウトで夕飯に食しました。美味、美味。
筑波山の麓の予想以上の名梅林、つくば梅林。
梅まつりは今週末3/20(月)まで。一見の価値ありです。