天皇が、生前退位の意向を示したことから、テレビも新聞もそれ一色に近い報道を続けている。
きっと今の若い人、30代くらいまでの人たちは不思議だと思っているだろうけど、このテーマは今後様々な領域に広がり、普段の生活にはどーでもいいことなれど、熱ーい論議が続くこと間違いない。
一般的な感情論としては、「もう辞めさせてあげたら」「82歳のジジイをこき使うな」「皇太子の出番なくなっちゃうよ」という感じか。25歳で即位した昭和天皇が逝去されたのが87歳、その時の平成天皇は55歳、今の皇太子は56歳になられる。
皇室典範は、天皇を含めた人の寿命がここまで延びるとは想定していなかったのだろうが、一般社会の定年が延長されて65歳になった社会でも、永遠に働かされるのは、理不尽というほかない。
生前退位した場合の皇室費のありかた(減額するんだろう)、お住まい(皇居からどこへ行く)等々、世俗的な問題も含めて、皇室典範の解釈や憲法との兼ね合いなどの学者連中の議論、マスコミは当面の材料に事欠かないだろう。個人的にも展開は楽しみでもあるが。
一夜にしてイギリスのEU離脱や、Is による各地のテロの話題、問題を吹き飛ばすメガトン級のニュースが流れる、わが日本。やはり平和なんだろうな。
皇紀2676年。