宗任神社
茨城県下妻市に厳かな神社と分水施設跡を同時に見られるところがあります。
関東鉄道常総線「宗道」駅から徒歩でも10分、旧国道249号線(現在は県道357)に沿ったところに鎮座する宗任神社です。
この辺の地名は宗道(ソウドウ)といい、近くに宗道神社もあるものの、ここ宗任神社はムネトウ神社と言います。
一の鳥居の前に車が三台ほど置けます。道路の反対側にも第二駐車場と言われるスペースがあり10台ほど駐車可です。
拝殿に向かう参道に子宝神社が祀られていたり、
ちょっと意味不明の像があったり、
御霊神社というのでしょうか、
拝殿へ向かいます。
宗任神社、拝殿でお参りです。
本殿は小ぶりですが、しっかり形を整えています。
御神楽の舞台もありました。
宗任神社は1109年創建と言われ、子供の虫封じで昔から頼られていたとのことで、今日も参道には疫病退散のお札が掲げられていました。新型コロナ退散でしょう。
江連用水旧溝宮裏両樋
拝殿横の鳥居から江連用水のところに入ります。
江連用水旧溝、江戸幕府開設時にこの地域の治水、灌漑を目的として、真岡から引いた水の分水施設です。流石に今は現役ではありませんがその痕跡を残し、今でも姿を見せてくれています。江連用水旧溝宮裏両樋として国の登録有形文化財です。
酷暑の中、厳かな神社と清涼感ある用水の風景、下妻、いいところです。