房総半島のど真ん中、市原市の高滝湖畔に変わった美術館があります。
市原湖畔美術館。市原湖なんていう湖は無いのですが、湖畔にある、ザ・美術館ということなんでしょう。
平成7年に「市原市水と彫刻の丘」としてオープンしたものを、平成25年にリニューアルしたものです。入館料は@800円。以前は@300円だった模様・・・。
展示品は、それほどでもないけど(失礼)建物がとても独創的、と聞き、房総半島のど真ん中まで行ってきました。かの「市原ぞうの国」のすぐ近くです。
展示品の展示の仕方がイキで、
作品の良さは分からないまでも、とても上質な時間が流れます。
これも美術館屋上の作品です。
屋上からの通路を降りて、
目の前の芝生に出ると、
そこにも奇抜なオブジェが並び、
極めつけは、湖に接するように聳え立つ木造の建造物。
これは作品というより、灌漑用の水の汲み上げ機だそうで、養老渓谷一帯で八か所くらい設置されたもののようです。
上に上がることもでき、展望台にもなっています。
上から美術館の全景が見られます。
湖側を眺めれば、トンボの妖精のようなオブジェが水面に飾られ、
桟橋らしきものも見えます。
高滝湖は県下随一の貯水量を誇るダム湖でもあり、
車で5分ほどのところのダムも見学できます。
秋空の下、素敵な美術館とダムを堪能した一日でした。